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 <title type="text">奥WEB温泉郷</title>
 <subtitle type="text">奥WEB温泉郷: Recent Entries</subtitle>
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 <updated>2009-10-22T04:12:02Z</updated>
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 <title type="text">中宮温泉　白山開山の祖が開いた歴史ある山間の湯</title>
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 <category term="石川" label="石川" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=55-z5bed-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">&amp;amp;nbsp;石川・岐阜県境に聳え立ち、富士山、立山と並ぶ「日本三名山」で...</summary>
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   &amp;nbsp;<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130495.jpg" alt="白山" width="350" height="197" title="日本三名山の白山（白山スーパー林道より）" />石川・岐阜県境に聳え立ち、富士山、立山と並ぶ「日本三名山」でもある霊峰・白山。標高2000mを越える山としては、国内で最も西に位置し、古くから知られた信仰を集めた山ですが、その麓には数多くの温泉があります。その中でも、最も古い歴史を持ち、白山信仰とも深く関わるのが、中宮温泉です。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130507.jpg" alt="白山スーパー林道" width="350" height="197" title="山の間を縫うように走る白山スーパー林道" />中宮温泉は、白山の北側の険しい山並みを越えて石川県と岐阜県を結ぶ、「白山スーパー林道」の石川県側の料金所付近にあります。標高700mの山麓に四軒の旅館があり、うち三軒は谷間に寄り添うようにして建ち並んでいます。また、山深い場所のため、冬期（12月～4月）は積雪により閉鎖されます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130520.jpg" alt="にしやま旅館" width="350" height="263" title="趣のあるにしやま旅館の玄関" />信仰の山としての白山は、奈良時代の修験道の僧・泰澄（たいちょう）によって開かれたとされていますが、中宮温泉も、同じ頃に泰澄によって開かれたと言われています。谷川で白鳩が傷を癒すのを見て発見したと伝わり、古くから「鳩の湯」「鳩谷の湯」と呼ばれて来ました。開湯から1300年程経つ、歴史ある温泉です。<hr class="clear" /><p>ところで「中宮」というのは、少し変わった地名ですが、付近にある神社が由来です。白山信仰の中心は、ここからずっと金沢方面の麓へ下った場所に鎮座する、全国の白山神社の総本社・白山比咩神社（しらやまひめじんじゃ）ですが、白山山頂に奥宮があり、その他にも白山を信仰の対象とする数多くの神社が周辺にあります。中宮のあたりにもそうした神社があって、白山比咩神社と奥宮の間に位置することから、「中宮」という名が付いたようです。中宮温泉からいくらか麓へ下った新中宮温泉の近くにある、笥笠中宮神社（すがさちゅうぐうじんじゃ）がそれで、別の場所にある佐羅早松神社（さらはやまつじんじゃ）、白山別宮神社（しらやまべつくうじんじゃ）とともに、「中宮三社」と呼ばれました。白山比咩神社を中心とする「本宮四社」とともに、「白山七社」とも呼ばれ、白山信仰を代表する、有力な神社だったようです。</p>
<p>白山比咩神社の祭神は、菊理媛神（くくりひめのかみ）で、白山比咩神（しらやまひめのかみ）、とも呼ばれますが、創世の夫婦神である、冥界から逃げ帰ってきた夫・イザナギと、死後の醜い姿を見られ怒って追って来た妻・イザナミの間を取り持った神として、日本書紀に現れます。菊理媛神が何かを言って、両者の争いは終わるのですが、ここで菊理媛神が何を言ったかは書かれておらず、その描写もごくわずかである為、神話上の大きな謎の一つになっています。一方で、国内には数多くの白山神社があり、日本の有力な信仰の一つなのですが、泰澄以前の白山信仰に関わる話はこの神話くらいしかなく、謎を深めています。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130525.jpg" alt="木戸旅館浴場" width="350" height="263" title="九谷焼の壁画のある木戸旅館の浴場" />さて、筆者は「木戸旅館」で日帰り入浴をしました。こじんまりとした浴場ですが、趣のある檜の湯船にモスグリーンの湯がたたえられています。壁には九谷焼作家・松本佐一氏の陶壁画「白山讃歌」が飾られています。露天風呂はありませんが、山あいの湯治場の雰囲気が楽しめました。尚、中宮温泉には露天風呂のある旅館もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130539.jpg" alt="析出物" width="350" height="263" title="析出物の多さが成分の濃さを物語る中宮温泉の湯" />成分の濃い湯で、湯船の端には波状の析出物があります。枡が置いてあって、飲泉も可能。古くから胃腸の湯と呼ばれ、肝臓やすい臓にも効くようです。泉質はナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉で、食塩と重曹が多く含まれています。モスグリーンの湯を見たときには、別府の竹瓦温泉を思い出しましたが、やはり似たような泉質のようです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_Image025.jpg" alt="温泉卵" width="350" height="263" title="木戸旅館の温泉卵" />こちらは木戸旅館で湯上りに食べた温泉卵です。日帰り入浴でも、広間の休憩室を使う事が出来、そこで食べられます（持ち帰りも可能、写真は持ち帰って撮影したもの）。他にコーヒーなども飲む事が出来ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_P1130514r.jpg" alt="ふくべの大滝" width="263" height="350" title="白山スーパー林道沿いの大滝" />上に書いたように、中宮温泉は白山スーパー林道の入口にあります。白山スーパー林道は、少し先に白山を望みつつ、ダイナミックな地形を楽しみながらドライブが出来る有料道路です。途中の駐車場に車を停めて、山道を歩いて三十分程下ったところには、滝を目の前にした無料混浴露天風呂「親谷の湯」もあります（筆者は着いた時間が遅かったため入れませんでした）。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1256151079_shirakawagou.jpg" alt="白川郷" width="350" height="263" title="世界遺産・白川郷の合掌造り" />白山スーパー林道を岐阜県側へ抜けると、世界遺産の合掌造りで有名な、白川郷があります。白川郷までは東海北陸自動車道が通っていますので、中宮温泉へは東海地方からのアクセスも比較的容易です。ただし、白山スーパー林道は、6月～11月の間のみ通行可能です。また、夜間や二輪車の通行は禁止です。<hr class="clear" /><p><span style="color:#008e4b;">中宮温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：石川県白山市中宮▼泉質：ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉（低張性中性高温泉）▼ph：6.8▼泉温：61℃▼湧出量：130リットル／分（自噴）▼温泉の利用形態：源泉掛け流し▼日帰り営業時間：不明（18:30頃は入浴可能でした）▼休業日：12月上旬～4月上旬▼入浴料：500円▼問い合わせ先：木戸旅館 076-256-7953http://www.kido.yad.jp/index.htmlhttp://www.chuguonsen.com/（中宮温泉旅館協同組合のサイト）</span></p>
<p>中宮温泉の地図はこちら。白山スーパー林道料金所の手前に看板があり、脇へ入る道があります。その道を登っていくと中宮温泉に着きます。尚、上に書いたように、冬期は閉鎖されます。また、これも上に書きましたが、白山スーパー林道は、半年程しか開通しておらず、夜間の通行や、二輪車の通行もできません。白川郷からアクセスする際には注意が必要です。近頃はETCが1000円になった影響で、連休ともなると、東海北陸自動車道や白川郷の周辺が大変混雑します。特に、白川郷は駐車場のキャパシティを超えるほどの自動車が来ると、ICからの道が想像以上の渋滞となります。筆者が訪れた際は、ICの高速本線との分離帯に、「合掌集落まで3時間」という表示がありました。このときは白川郷自体には寄らなかったのですが、ICから白山スーパー林道の入口まで、たった数km進むのに1時間程掛かりました。夜間閉鎖される道であるため、この点を考慮しておかないと、入口まで行ったものの、スーパー林道に入れないという事態が発生しますので、注意が必要です。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=36.258809&amp;#44;136.763735&amp;spn=0.033844&amp;#44;0.055189&amp;z=14&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=36.258809&amp;#44;136.763735&amp;spn=0.033844&amp;#44;0.055189&amp;z=14&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-10-22T03:51:19+09:00</updated>
 <published>2009-10-22T03:51:19+09:00</published>
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 <title type="text">後生掛温泉　「馬で来て足駄で帰る」迫力の火山性泉</title>
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 <category term="秋田" label="秋田" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=56eL55Sw-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">&amp;amp;nbsp;良質な温泉が集中している事で有名な、岩手・秋田県境に位置する...</summary>
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   &amp;nbsp;<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020044s.jpg" alt="大湯沼" width="350" height="196" title="後生掛自然研究路の大湯沼" />良質な温泉が集中している事で有名な、岩手・秋田県境に位置する活火山・八幡平。そんな中でも、大地の力を肌で強く感じられる温泉が、後生掛（ごしょうがけ）温泉です。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020027.jpg" alt="後生掛温泉の建物" width="350" height="263" title="後生掛温泉の建物" />後生掛温泉は、標高1000m、八幡平秋田県側の中腹にあります。山の中の一軒宿ではありますが、湯治場の多い東北でも屈指のものであるため、大規模な施設です。それでいて、今も湯治場としてよく機能しているため、素朴な雰囲気が濃厚です。素泊まりで自炊可能な、格安の湯治棟もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020026.jpg" alt="後生掛温泉の建物2" width="350" height="263" title="地獄地帯に隣接する後生掛温泉" />温泉宿は、いわゆる「地獄地帯（火山ガス噴出による草木の生えていない場所）」のすぐ近くに建てられているため、新鮮で濃厚な火山性の湯を楽しめます。「オンドル部屋」という、地熱で床が暖まっている部屋もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1130402.jpg" alt="後生掛大浴場" width="350" height="263" title="バラエティに富んだお風呂のある大浴場" />この写真は大浴場ですが、湯気が多くて上手く撮影できませんでしたので、宿泊時に頂いたしおりのものを使いました。大浴場には7種類のバリエーションに富んだお風呂があります。中でも特徴的なのが、写真左側の「箱蒸し風呂」。箱の中には温泉の蒸気が充満していますが、顔は箱の外に出しているので呼吸が苦しくなく、快適に蒸し風呂を楽しめます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020021.jpg" alt="後生掛小浴場" width="350" height="263" title="灰色の濁り湯（小浴場）" />大浴場には、地獄地帯の鉱泥に浸かれる「泥湯」もあります。温泉の豊かな日本でも、ごく限られた場所でしか浸かる事のできない貴重なものです。また、こちらは小浴場の写真ですが、通常の湯も灰色の濁り湯で、元々泥湯に近い性質を持った湯だという事が分かります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020016.jpg" alt="後生掛食事" width="350" height="263" title="健康に配慮した宿の食事" />こちらは旅館の食事。湯治色の強い宿のため、健康に配慮し、山菜がメインになっています。秋田名物のきりたんぽも出ました（写真右上）。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020029.jpg" alt="自然研究路" width="350" height="263" title="後生掛自然研究路（入口付近）" />宿の裏の地獄地帯は、「後生掛自然研究路」として整備されています。後生掛温泉の源・八幡平の火山活動を間近で見る事の出来る、興味深いスポットです。国内でもこれだけ様々な形の火山活動を容易に観察できる場所は、そうはないでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020032.jpg" alt="オトメモナメ" width="350" height="263" title="オトメ・モナメ" />自然研究路の入口付近の、熱湯・水蒸気の噴き出す「オトメ・モナメ」。この地方の方言で、「オトメ」は「本妻」、「モナメ」は「妾」を意味します。「後生掛」という地名の由来になった、次のような悲しい伝説が伝わっています。<hr class="clear" /><p>三百年程前、九兵衛という若者が、ここで牛を飼って住み着きました。が、三年後、重い病気に倒れてしまいます。そこに恐山への巡礼に向かう娘が立ち寄って、手厚い看病をし、九兵衛は全快。二人は結ばれて三年を幸せに過ごします。しかし実は九兵衛には、岩手県の久慈に残した妻と子がおり、妻が九兵衛を迎えにやって来ました。そこで娘は、本妻と子の幸せを祈り、ここに身を投げました。それを知って悲しんだ本妻も、「後生を掛けて（来世の幸福を願って）」身を投げました。それ以降、ここを「オトメ・モナメ」と呼ぶようになり、この土地を「後生掛」と呼ぶようになった、というものです。</p>
<p>この伝説は、もしかすると、この地にかつてあった水や大地の女神の信仰の名残かもしれません。水の女神の信仰が、泉に身投げしたり、人柱となった女性の話に変わりつつ、泉への信仰自体はそのまま残る、という例が世界的によく見られるからです。大地や水、火などは、女神と見なされる事もよくあります。そして、恐山という極めて土着的で、女性シャーマン色の強い宗教的要素が絡んでいる事や、恐山と地理的に非常によく似た場所である事も、気になります。寺院にならなかっただけで、ここにもイタコのような女性シャーマンでもいたのかもしれません。「後生」という言葉には、宗教的な要素もあります。</p>
<p>もっとも、これらは大した根拠のない、個人的な推測に過ぎませんが。ただ、「三」という数字が二回使われ、主人公の名前が「九」というのは、何かしら意図的なものがあるように思います。九兵衛の出身地「久慈」も、「く」の音が「九」に通じます。</p>
<p>脱線してしまいましたので、自然研究路に戻りましょう。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020036.jpg" alt="紺屋地獄" width="350" height="263" title="紺屋地獄　奥に旅館の建物が見える" />「オトメ・モナメ」の奥にある、「紺屋地獄」。「湯沼」とも呼ばれます。噴気に含まれる硫黄と、それが地表に出るときに生成される硫化鉄等が沈殿して泥湯になっています。「紺屋」というのは染物屋の事で、染料を煮る様子に似ている事からこの名があります。ちなみに、奥の建物は後生掛温泉の旅館です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020049.jpg" alt="大湯沼" width="350" height="263" title="随所に泥火山とマッドポットのある大湯沼" />自然研究路の最奥にある「大湯沼」。記事冒頭の写真とは違う角度から撮影したものです。高温で強酸性の沼で、泥火山（噴き出した泥が山状に堆積したもの）やマッドポット（泥が噴き出して溜まっている、いわゆる坊主地獄）が多数あります。この沼は今も拡大しています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020064.jpg" alt="マッドポット" width="350" height="263" title="マッドポット、いわゆる坊主地獄" />研究路の傍らには、「中坊主地獄」や「小坊主地獄」、その他名もないマッドポットや噴気孔が無数に存在します。途中に透明な川も流れていますが、これは溶存物質が少ないだけで、水温86℃、ph1.8と、高温強酸性の川とのことです。かつては硫黄の採掘も行われていました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020067.jpg" alt="大泥火山" width="350" height="263" title="日本一の大泥火山" />「大泥火山」。元は湯沼だったところに、蒸気の含まれる物質が泥となって沈殿して浅くなり、またそれによって圧縮された蒸気が間欠的に泥を噴き飛ばして、それが再び山状に堆積したもの。大正六、七年頃から成長しはじめ、現在では約8mの高さになっています（地中部分が約7m）。泥火山としては日本一の規模とか。<hr class="clear" /><p>自然研究路の様子を、動画に収めてみました。オトメ・モナメ→中坊主地獄付近の熱湯噴出口→大泥火山の順です。最後の大泥火山では、よく聴くと、噴き上がる泥とともに「ポコッ」という音が聞こえます。[yt:Ft81shXtUmM:425:350]</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020078.jpg" alt="黒たまご" width="350" height="263" title="黒たまごと「山のきぶどう」" />研究路の途中には、「しゃぐなげ茶屋」という売店・休憩所もあります。ここでは表面が硫化した黒い温泉卵を食べられます。山ぶどう100％ジュースも売っていました。非常に酸味が強いです。なお、研究路は一周約2kmで、40分程度で散策できます。<hr class="clear" /><p>こうして自然研究路を散策しててみると、後生掛温泉が、いかに火山の恩恵を受けたものかという事が分かると思います。強い酸性で、硫黄分の濃い湯は、古くから効能豊かな湯として知られ、「馬で来て足駄で帰る後生掛（体調を崩して馬に乗ってやって来ても、下駄を履いて徒歩で帰るようになる程、温泉の効果があるという意味）」という言葉が伝わっている程です。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/s2/1252551504_P1020085s.jpg" alt="見返峠" width="350" height="196" title="八幡平見返峠より岩手山を望む" />こちらは夏でも雪の残る、八幡平山頂付近の見返峠から、岩手山を望んだところ。観光道路「八幡平アスピーテライン」によって、後生掛温泉も八幡平山頂も容易にアクセスできます。路線バスも走行しています。なお、見返峠駐車場から山頂までは、徒歩約30分です。<hr class="clear" /><p><span style="color:#008e4b;">後生掛温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：秋田県鹿角市八幡平▼泉質：酸性－単純硫黄泉（低張性酸性高温泉）▼ph：3.2▼泉温：88.4℃▼湧出量：150リットル／分（自然湧出）▼温泉の利用形態：掛け流し、加水（源泉温度が高いため）▼日帰り営業時間：7:00～18:30▼休業日：無休▼入浴料：400円（別料金で個室・大部屋、昼食付日帰り入浴あり）▼問い合わせ先：後生掛温泉　旅館部：0186-31-2221　湯治部：0186-31-2222http://www.goshougake.com/</span></p>
<p>後生掛温泉の地図はこちら。岩手県側からもアクセスできますが、八幡平アスピーテラインは、冬期は県境の見返峠付近が通行止になります。秋田県側は後生掛温泉まで冬期も通行可能ですが、豪雪地帯なので事前に確認を。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=39.971792&amp;#44;140.800266&amp;spn=0.032165&amp;#44;0.055189&amp;z=14&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=39.971792&amp;#44;140.800266&amp;spn=0.032165&amp;#44;0.055189&amp;z=14&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <title type="text">切明温泉　美しい紅葉に囲まれた河原に湧く野湯</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">&amp;amp;nbsp;長野県の北西端から新潟県にまたがる、秋山郷。平家の落人伝説が...</summary>
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   &amp;nbsp;<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6632.jpg" alt="秋山郷の紅葉1" width="350" height="263" title="秋山郷の紅葉（雑魚川林道より）" />長野県の北西端から新潟県にまたがる、秋山郷。平家の落人伝説が残り、信州三大秘境と言われる程に山深く、その名にふさわしく紅葉が大変美しい場所ですが、そんな秋山郷の最も奥深いところに、切明（きりあけ）温泉があります。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6645.jpg" alt="魚野川の河原1" width="350" height="263" title="魚野川の河原" />切明温泉は、群馬県から流れてくる魚野川と、志賀高原から流れてくる雑魚川が合流して、中津川となるところにあります。そして、魚野川の少し上流に行くと、河原から温泉が自然湧出しています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6646.jpg" alt="魚野川の河原2" width="350" height="263" title="湯煙が上がる河原" />ここでは河原のあちこちから湯が湧いていて、ご覧の通り湯煙が上がっています。河原をスコップで頑張って掘れば、自作の天然露天風呂に浸かる事が出来ます。とはいえ一から自分で露天風呂を掘るのは大変な作業ですが、以前掘られた跡や、元々窪んだ場所もあるので、大概は容易に浸かれます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6652.jpg" alt="切明露天1" width="263" height="350" title="天然の露天風呂" />なお、源泉温度が結構高く、そのまま湯に浸かるのは難しいので、川の水を引いて湯温を調節すると良いでしょう。川の水が流入するところのちょっとした石の積み加減で、あっという間に大きく温度が変わります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT66482.jpg" alt="切明露天2" width="263" height="350" title="天然の露天風呂に入浴" />自然そのものの露天風呂は最高です。湯自体も良いのですが、渓谷の風景とせせらぎの音も素晴らしい。さらに、時期が良ければ紅葉に囲まれます。あまりにも心地良かったため、筆者は2、3時間浸かってしまいました。ちなみに、温泉には若干の硫黄臭もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_P10201742.jpg" alt="夏の切明" width="350" height="263" title="夏の切明温泉" />こちらは夏の切明温泉です。湯煙の上がる様子がよく分かります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_P10201872.jpg" alt="人工的な湯船？" width="350" height="263" title="自然に帰りつつある人工的な湯船？" />これは過去に設置された人工的な湯船か、源泉を固定的に囲ったものだと思いますが、かなり時間が経過しているのか、温度と温泉成分で劣化が激しいのか、既に自然に同化しつつあります。ちなみにこの源泉は非常に熱いので、入浴はもちろん、足湯も危険です。温泉卵を作るにはいいかもしれません。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_P10201752.jpg" alt="湯溜り" width="350" height="263" title="湧き出る湯が水紋を作る湯溜り" />こちらは天然の湯溜まり。底から湯が湧き上がって、水紋が出来ています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_P10201792.jpg" alt="おたまじゃくし" width="350" height="263" title="温い湯で泳ぐおたまじゃくし" />水が混じって温くなった場所では、おたまじゃくしも泳いでいました。温水プールのようで、快適な環境なのかもしれません。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_P10201782.jpg" alt="茹で蛙" width="350" height="263" title="熱い湯で白く茹でられた蛙" />しかし！ちょっと場所が変わると高温の場所もあります。この湯溜りでは、折角成体となったおたまじゃくしが、白い茹で蛙になって死んでいました。水棲動物はゆっくりとした水温の変化には反応しにくいらしいので、少しずつ熱い方へ向かっていって気付かないうちに死んでしまったのでしょう。快適なようで意外に過酷な自然環境なのかもしれません。<hr class="clear" /><p>湯溜りの底から湯が湧き上がる様子と、おたまじゃくしが泳ぐ様子を、動画に収めてみました。最後の方で、底から湧いてきた源泉の泡に驚いて、おたまじゃくしが逃げていきます。[yt:mSxgvl89hCQ:425:350]</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT0390.jpg" alt="切明リバーサイドハウス" width="350" height="263" title="切明温泉の宿（切明リバーサイドハウス）" />河原の温泉は見ての通り自然そのものの為、脱衣所などの施設は何もなく、足湯はともかく全身入浴するには抵抗のある人も多いでしょうが、切明温泉には3軒の宿があり、日帰り入浴も可能です。河原の露天風呂に浸かった後、宿の食堂や売店で飲食する事もできます（切明には3軒の宿と発電所以外は何の施設も人家もありません）。河原を掘る為のスコップも貸してくれるようです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6618.jpg" alt="秋山郷の紅葉2" width="350" height="263" title="秋山郷の紅葉（雑魚川林道より）" />さて、既に何度か書いたように、またいくつかの写真でも明らかなように、秋山郷は大変紅葉の美しいところです。色彩の美しさもさることながら、その範囲も広く、言葉を失ってしまう程です。特に、志賀高原から雑魚川林道を経て切明に出て、秋山郷を通り新潟県へ抜ける道は、時期が合えば何十kmにも渡って連続して紅葉を見る事が出来ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248730563_PICT6625.jpg" alt="秋山郷の紅葉3" width="350" height="263" title="秋山郷の紅葉（雑魚川林道より）" />この写真と前の写真、そして冒頭の写真は、いずれも雑魚川林道で撮影したものです。草津温泉から白根山頂を経て志賀高原に至る志賀草津道路を加えると、荒涼とした地獄地帯や青白い火口湖までも楽しめる、究極のドライブコースになります。<hr class="clear" /><p>紅葉が美しい場所だけに、シーズンにはツアー客も訪れますが、河原の露天自体は混雑して入れないという事はまずありません。また、秋以外には観光客もまばらで秋山郷全体も静かなものです。</p>
<p>ただし冬は要注意です。確かに雑魚川林道は閉鎖されるものの、発電所がある為か新潟県側からは通年アクセス可能で、「雄川閣」など冬期も営業している宿もあります。しかし、国内屈指の豪雪地帯であり、あまりの積雪量で、周囲から孤立する事もしばしば。21世紀なってからも、積雪による孤立の為、自衛隊による救援活動が行われた時があります。また、秋山郷の最寄駅、飯山線の森宮野原駅は、JR駅の史上最高積雪記録を持っています。もし冬に訪れる際には、事前に電話等で積雪状況や道路状況を確認しておくべきでしょう。また、河原の露天風呂は、大雨や雪解けによる増水で入れない事もあります。こちらも事前に確認しておいた方がいいかもしれません。</p>
<p>なお、秋山郷には、切明温泉以外にも数多くの魅力的な温泉があります。これらに関しては、また別の機会に紹介したいと思います。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">切明温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：長野県下水内郡栄村切明▼泉質：カルシウム・ナトリウム－塩化物・硫酸塩泉（弱アルカリ性低張性高温泉）▼ph：7.6▼泉温：55℃▼湧出量：333リットル／分（自然湧出）▼温泉の利用形態：源泉掛け流し▼営業時間：24時間▼休業日：無休▼入浴料：無料▼問い合わせ先：温泉保養センター 雄川閣 025-767-2252http://www.vill.sakae.nagano.jp/skousya/yusenkaku.html</span></p>
<p>切明温泉の地図はこちら。雑魚川林道はほとんど全面舗装されていますが、道幅が狭くガードレールがない場所もある上に、紅葉シーズンには観光バスまで通るので、通行には注意が必要です。また、新潟県側の国道405号も、雑魚川林道程ではありませんが、やはり道幅は狭いです。また、ガソリンスタンドは秋山郷全体で一軒しかなく、距離の長い雑魚川林道には皆無です。志賀高原から雑魚川林道を経て切明温泉に向かう場合、国道292号から奥志賀へ向かう分岐点近くにあるスタンドが最終となりますので、ここで確実に満タンにしておく事をお勧めします。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;client=firefox-a&amp;lr=lang_ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=36.809147&amp;#44;138.620338&amp;spn=0.062809&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;client=firefox-a&amp;lr=lang_ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=36.809147&amp;#44;138.620338&amp;spn=0.062809&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-07-28T06:36:03+09:00</updated>
 <published>2009-07-28T06:36:03+09:00</published>
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 <title type="text">三朝温泉　「三度の朝で病も治る」世界有数の放射能泉</title>
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 <category term="鳥取" label="鳥取" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=6bOl5Y-W-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">鳥取県中部は、砂丘のある東部や、大山のある西部に比べると、今ひとつパッとしないエ...</summary>
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   鳥取県中部は、砂丘のある東部や、大山のある西部に比べると、今ひとつパッとしないエリアですが、実は、古くからいくつもの温泉が湧き出ている事で知られている場所。その中でも、山陰屈指の名湯として名高いのが、三朝（みささ）温泉です。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070641.jpg" alt="三朝温泉　河原風呂" width="350" height="263" title="三朝温泉　河原風呂" />三朝温泉は、三徳川沿いに温泉街を形成しています。その中心が三徳川に架かる三朝橋で、目の前の河原に、三朝温泉の名物「河原風呂」があります。河原に湧き出る温泉の周りを石で囲んで湯船としたもので、元来は地元の共同浴場として造られたものが、今では観光名所となっています。目の前を三徳川が音を立てて流れており、開放感満点の露天風呂です。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070639.jpg" alt="三朝温泉　河原風呂2" width="350" height="263" title="三朝橋のたもとより河原風呂を望む" />しかも、この河原風呂は、無料開放されている上に、24時間いつでも入浴可能です。ただし、三朝橋側に一応よしずが立ててあるだけなので、橋や堤防からは温泉がほとんど丸見えです。三朝橋は温泉街の中心ということもあり、休日には多くの観光客が通行します。また混浴で水着用不可ですが、バスタオルの着用はOKです。抵抗のある人は、夜間や早朝に入ると良いでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070797.jpg" alt="三朝橋" width="350" height="263" title="三徳川に架かる三朝橋" />三朝橋自体も、京都の渡月橋を思わせる風流な橋で、温泉情緒を醸し出しています。昭和9年に、青御影石を使って造られました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070784.jpg" alt="キュリー広場" width="350" height="263" title="凱旋門風のステージが建つキュリー広場" />三朝温泉は、世界屈指の放射能泉としても有名です。この写真はラジウム発見者キュリー夫人にちなんで作られたキュリー広場。キュリー夫人が活躍したフランスの凱旋門をイメージしたステージが建てられています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070783.jpg" alt="キュリー夫人像" width="350" height="263" title="キュリー広場のキュリー夫人像" />キュリー広場に建つキュリー夫人の像。三朝温泉の放射線量は683.3マッヘで、国内第三位を誇るようです。また、温泉の定義の一つである「泉温25℃以上」（それ未満は冷鉱泉）では、ラドン含有量が国内のみならず世界一の温泉となるようです。こういった泉質から、三朝には数多くの医療施設が建ち、本格的な湯治宿などもあります。ちなみに、「三朝」という地名は「三晩泊まって三度朝を迎えれば難病も治る」というのが由来だそうです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070792.jpg" alt="三朝神社" width="350" height="263" title="温泉発見者の崇敬した三朝神社" />三朝温泉にはこんな開湯伝説があります。平安時代末期、源義朝の家来・大久保左馬之祐（おおくぼさまのすけ）が、三朝近くの三徳山三仏寺へ源氏再興を祈願した際、老いた白い狼に出会い、弓で射ようと思ったが思い止まって見逃すと、その晩夢に妙見菩薩が現れ、白狼助けたお礼に楠の株から湧き出る湯を教えられた、というもの。温泉街にある三朝神社は、大久保左馬之祐が篤く崇敬したため、かつては大久保大明神と呼ばれていました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070790.jpg" alt="三朝神社手水" width="350" height="263" title="温泉が注がれる三朝神社の手水" />三朝神社の境内にある手水は、温泉になっていて、「神の湯」と呼ばれています。飲泉も可能です。なお、三朝温泉には大久保左馬之祐が発見したという湯が、今も「株湯」という共同浴場として存在し、入浴もできます。また、開湯伝説を現した白狼像もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1248204390_P1070795.jpg" alt="薬師堂と足湯、飲泉場" width="350" height="263" title="温泉街の薬師堂と足湯、飲泉場" />三朝の温泉街は、結構な広さがあります。こちらは、温泉街の中に建つ薬師堂と、その隣の足湯・飲泉場。上の神の湯も含め、いくつかの飲泉場があり、飲むと消化器や呼吸器に効くそうです。また、三朝には与謝野鉄幹、与謝野晶子、野口雨情、志賀直哉、斎藤茂吉、島崎藤村など名立たる文人も訪れ、温泉街にはいくつかの文学碑が建っています。<hr class="clear" /><p>この他、三朝町内には、開湯伝説にも関わる三徳山三仏寺があります。千三百年前、修験道の開祖・役小角が開いた古刹で、切り立った断崖の窪みに建つ国宝の奥の院、通称「投入堂」で有名です。三朝町や鳥取県では、世界遺産への登録も進めています。</p>
<p>このように効能と歴史豊かな三朝温泉。鳥取－島根間を移動する旅行者（ほとんどは鳥取砂丘と出雲大社が目的でしょう）には、「何もないのに距離が長い」と思われがちな鳥取県中部ですが、時間に余裕があれば十分に寄り道する価値のある温泉です。特に自動車で鳥取－島根間を移動する移動する場合、24時間入浴可能な河原風呂は大変重宝します。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">三朝温泉（河原風呂）</span><span style="color:#006666;">▼所在地：鳥取県東伯郡三朝町三朝▼泉質：単純放射能泉（他の源泉には含放射能－ナトリウム・塩化物泉、含放射能－ナトリウム・炭酸水素塩泉もあり）▼放射線量：683.3マッヘ（どの源泉についてかは不明）▼ph：7.1▼泉温：36.5℃～86.1℃（三朝温泉全体）▼湧出量：36リットル／分（自然湧出？）▼温泉の利用形態：源泉掛け流し▼営業時間：24時間▼休業日：無休▼入浴料：無料▼問い合わせ先：三朝温泉観光協会 0858-43-0431 http://www.misasa-navi.jp/</span></p>
<p>三朝温泉の地図はこちら。日帰りの場合、三徳川の河原にある無料駐車場か、郵便局の向かいの奥あたりにある、有料駐車場が便利です。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.410808&amp;#44;133.894758&amp;spn=0.015984&amp;#44;0.027595&amp;z=15&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.410808&amp;#44;133.894758&amp;spn=0.015984&amp;#44;0.027595&amp;z=15&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-07-22T04:26:30+09:00</updated>
 <published>2009-07-22T04:26:30+09:00</published>
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 <title type="text">猫啼温泉　和泉式部の愛猫が病を癒した放射能泉</title>
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 <category term="福島" label="福島" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=56aP5bO2-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">福島県中部南西、阿武隈高地の内に位置する石川町には、母畑（ぼばた）温泉をはじめと...</summary>
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   福島県中部南西、阿武隈高地の内に位置する石川町には、母畑（ぼばた）温泉をはじめとして、いくつかの放射能泉が湧いており、母畑・石川温泉郷を形成しています。その中の一つに、少し変わった名前の猫啼（ねこなき）温泉があります。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT0899.jpg" alt="井筒屋看板" width="263" height="350" title="猫啼温泉　井筒屋の看板" />石川町を南北に貫く国道118号を車で走っていると、こんな看板が出ていて、その雅なデザインと「猫啼」というどこか悲しげな名前に、思わず目が引きつけられてしまいます。筆者も初めてこの道を通ったとき、何の予備知識もなかったのですが、この不思議な看板に引き寄せられて、ついふらっと立ち寄ってしまいました。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5032.jpg" alt="井筒屋外観" width="350" height="263" title="今出川沿いに建つ井筒屋" />猫啼温泉には日帰り入浴施設はなく、今出川沿いに二つの旅館が存在するのみですが、そのうち上の写真の目立つ看板を出しているのが「井筒屋」です。見ての通り、結構大きな建物の旅館です。<hr class="clear" /><p>「猫啼」という地名の由来は、この地に生まれたという平安中期の女流歌人・和泉式部が、京に上る際に愛猫「そめ」を置いていき、その猫が主人を慕って毎日啼き続けた、という伝説によります。猫は悲しみのあまり病み衰えていきましたが、近くの泉に浸かるうちに回復していき、それを見た里人が泉の水を汲んで入浴したところ、優れた効能があることが分かり、湯治場を設けたそうです。</p>
<p>伝説によると、和泉式部は、この地の豪族・安田兵衛国康の娘、玉世姫（たまよひめ）として生まれ、町内には姫が産湯に浸ったという小和清水（こわしみず）、国康が観音菩薩に祈願して式部を授かったという和泉式部堂などが残っています。内田康夫の「十三の墓標」、舟橋聖一の「ある女の遠景」など、小説の題材にもなっている伝説ですが、全国各地の小野小町生誕伝説などと同じく、あくまで伝承の域を出ないものです。</p>
しかし、高僧や武将ならばともかく、和泉式部が関わる温泉発見伝承というものは極めて珍しく、同様に鷺や鶴ならばともかく、猫が温泉発見伝承に関わるというのも非常に珍しい事です。おそらく、どちらも猫啼温泉をおいて他に例はないものと思います。このような特殊な伝説が生まれる背景を知りたいところです。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5041.jpg" alt="井筒屋内湯" width="263" height="350" title="雅なタイルが美しい内湯" />井筒屋の内湯。和泉式部と猫の伝説を描いた色鮮やかなタイルが非常に印象的です。温泉や銭湯では滅多に見る事のない、百人一首の絵札のような雅やかなタイルです。ちなみに、和泉式部の歌は百人一首にもあります（「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」という歌）。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5044.jpg" alt="井筒屋露天" width="350" height="263" title="四阿に覆われた露天" />こちらは露天風呂。今出川は建物の反対側なので、川を眺めながら入浴、という訳には行きませんが、庭木や植え込み、背後の山の森の緑を鑑賞しながら浸かる事ができます。<hr class="clear" />なお、猫啼温泉の泉質は単純弱放射能泉で、無色・無味無臭のため目立った入浴感はありませんが、古くから痔疾によく効くと言われています。和泉式部の愛猫「そめ」も痔を治したという伝説が浴場内に書かれていました。猫も痔になるものなのでしょうか。まあ、あくまで伝説であって、そもそも猫は水が嫌いなので泉に浸かるということも考えにくい事ですが。もっとも、稀に水が好きな猫もいるので、事実だとしたら、泉がちょぼちょぼと湧くぬかるみのようなところに座って、尻だけ浸したのでしょうか。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5048.jpg" alt="櫛上げの石" width="350" height="263" title="和泉式部の櫛上げ石" />井筒屋の敷地内には「櫛上げの石」があります。これは若かりし頃の和泉式部が、ここの泉に櫛を浸して髪をとき、その際に櫛を置いた石なのだそうです。和泉式部伝説を伝えるこうした遺物が、実際に旅館の敷地内にあるのも面白いところです。<hr class="clear" />ところで、ここで泉というと、すぐそばの猫啼温泉以外には考えにくく、式部がここを訪れる際に愛猫を伴っていたために、式部上京後も猫が慕って泉に来た、という事になるのでしょう。切ない話ではありますが、そうなると泉は和泉式部の上京前から知られていたという事になり、辻褄が合いません。泉は知られていたが、効能は知られていなかった、という事もないでしょう。わざわざ貴人が髪をときに来るのですから。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5020.jpg" alt="石都々古和気神社" width="263" height="350" title="巨石の連なる石都々古和気神社" />しかし、伝説とはそういうものです。様々なパターンがあって、そのうちには矛盾する内容を持つ場合もありますし、事実そのままを伝えている訳ではありません。しかし、何かしら伝説が生まれる「背景」となる事実はあったりします。櫛上げの石も元来は古代の祭祀跡なのかもしれません。古代にはこうした巨石が神聖視されて祭祀対象であった事はよく知られています。猫啼温泉から徒歩で20分程の石都々古和気（いわつつこわけ）神社には、古代に神聖視された巨石が建ち並んでいます。石都々古和気神社は大変由緒ある神社であり、陸奥国一宮でもあります。櫛上げの石も石都々古和気神社と関連した聖域だったのかもしれません。<hr class="clear" /><p>またこうした聖域には「霊泉」と呼ばれる神聖視される泉がつきものです。寺社にある泉などがそうですが、古くから「病を癒す」と言われた温泉も皆「霊泉」と呼ばれており、猫啼温泉も和泉式部の時代以前の太古から崇拝されていた可能性もあります。櫛上げ石は「霊泉」のランドマークとして崇められていたのかもしれません。</p>
<p>和泉式部が猫啼温泉の他に、小和清水など別の「霊泉」と関係しているのも気になります。また、冒頭に書いたように、町内には放射能泉がいくつかあり、どれも平安時代に開湯されたという伝説を持つ、古くから知られたものです。この地域一帯は、「霊泉」の湧く場所として、周囲の信仰集めた場所だったのではないでしょうか。</p>
ところで、水の神は世界中で幅広く女神として表現されていますが（有名なところでは弁財天など）、当地の和泉式部伝説は、太古から周囲の信仰集めた水の女神がベースにあるような気もします。駄洒落ではありませんが、「泉」と「和泉」が全く同音で、一文字足しただけというのも、無関係とは言えないかもしれません（和泉式部自身の名前の由来とは無関係ですが）。当地の古い水の女神の信仰が伝説化される過程で、地元の人々により、「いずみ」の名を持つ著名な女性に集約されていった可能性もあるでしょう。もちろん、これらは全て、さしたる根拠もない筆者の推測に過ぎませんが、何にせよロマンをかき立てられる伝説です。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5054.jpg" alt="井筒屋の食事" width="350" height="263" title="平安時代風？の器に盛られた井筒屋の食事" />こちらは井筒屋の食事です。和泉式部の活躍した平安時代を、若干意識した（と思われる）食器を使っています。筆者は二回目訪問時に宿泊もしてみました。井筒屋は一番安い部屋であれば一泊二食付きで7350円とリーズナブルな宿です。特に有名な観光地が近くにある訳ではありませんが、その分混雑もしておらず、ゆっくり休むにはいい温泉です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT0898.jpg" alt="和泉式部と猫の人形" width="263" height="350" title="館内にある和泉式部と猫の人形" />館内にある和泉式部と猫の人形です。和泉式部伝説は旅館の「売り」でもあるので、旅館内のそこかしこにそれにまつわる絵画等があります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5053.jpg" alt="猫啼温泉銘菓" width="350" height="263" title="井筒屋で売られていた猫啼温泉銘菓" />旅館ではオリジナルのこんなお土産も売られていました。宿泊したのは4年前のことなのでどんな銘菓だったかは忘れてしまいましたが、なかなか素敵な包装紙です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247661894_PICT5047.jpg" alt="若貴の手形" width="263" height="350" title="貴花田、若花田の手形" />こちらは館内にあった貴乃花、若乃花の、貴花田、若花田時代の手形です。近くで興行でもあって、入浴でもしたのでしょうか。<hr class="clear" /><p>上で書いたように、近くに有名な観光地もなく、取り立てて目立った入浴感のない温泉ですが（ただし放射能泉としては東北屈指）、静かで低料金で、小説の題材にもなるロマンのかき立てられる宿なので、文筆などに打ち込むには、インスピレーションが湧いてきていいかと思います。昔、筆者もWEBサイトの文章をまとまって作るために二泊したことがあります（笑）</p>
<p><span style="color:#008e4b;">猫啼温泉（井筒屋）</span><span style="color:#006666;">▼所在地：福島県石川郡石川町猫啼▼泉質：単純弱放射能冷鉱泉（低張性－中性－冷鉱泉）▼放射線量：12.35マッヘ▼ph：7.1▼泉温：8℃▼湧出量：6リットル／分▼温泉の利用形態：加温、循環式▼日帰り営業時間：9:00～16:00▼休業日：（おそらく）無休▼日帰り入浴料：650円（別料金で個室、昼食付日帰り入浴あり）▼問い合わせ先：式部のやかた 井筒屋 0247-26-1131 http://www.itsutsuya.co.jp/</span></p>
<p>猫啼温泉の地図はこちら。福島空港から車で30分、JR水郡線・磐城石川駅から徒歩10分と、割とマイナーな場所にしては交通の便もなかなかです。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;source=embed&amp;ll=37.131582&amp;#44;140.4354&amp;spn=0.033119&amp;#44;0.055189&amp;z=14&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;source=embed&amp;ll=37.131582&amp;#44;140.4354&amp;spn=0.033119&amp;#44;0.055189&amp;z=14" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-07-15T21:44:54+09:00</updated>
 <published>2009-07-15T21:44:54+09:00</published>
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 <title type="text">松之山温泉　「日本三大薬湯」ホウ酸含有量日本一</title>
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   <p>新潟県中南部、長野県と県境を接する十日町市。県内でも有数の豪雪地帯である山がちなエリアですが、ここに「日本三大薬湯」の一つ、松之山（まつのやま）温泉があります。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090977.jpg" alt="松之山の足湯" width="350" height="263" title="旅館「千歳」前の足湯" />「日本三大薬湯」というくらいなので、泉質は特別なものがあります。その最も大きな特徴が、ホウ酸含有量。1リットルあたり349.5mgも含まれ、日本一の含有量です。色は、若干薄緑色の濁りがあるかどうかで、ほぼ無色透明なのですが、ほのかに石油臭がするという、非常に稀な特徴を持っています。写真のような足湯でも、その香りはよく分かります。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090986.jpg" alt="鷹の湯" width="350" height="263" title="日帰り入浴施設「鷹の湯」" />そんな特徴ある湯を、手軽に楽しめるのが、松之山の温泉街の中心にある、市営の日帰り温泉入浴施設「松之山温泉センター　鷹の湯」です。「鷹の湯」は源泉名でもあり、南北朝時代、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているところに、木こりが湯を発見したという伝説や、上杉謙信の隠し湯だったという伝説があります。それくらい古くから知られた湯でした。江戸時代の温泉番付にも、東の前頭として記載されています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090988.jpg" alt="鷹の湯露天1" width="350" height="263" title="「鷹の湯」露天風呂からの眺め" />「鷹の湯」には内湯と露天風呂があります。内湯は人が多かったので撮影していません。露天は、ご覧の通り、川を望む造りになっています。松之山温泉は山深い場所にあり、温泉街も谷川沿いに形成されています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090987.jpg" alt="鷹の湯露天2" width="350" height="263" title="「鷹の湯」の露天風呂" />露天の湯船。独特の石油臭が強く漂っています。石油臭というと、気持ちの悪いもののように聞こえるかもしれませんが、実際に入浴してみるとなかなか気持ちの良いものです（不思議な感覚ではありますが）。ホウ酸をはじめとした各種成分が濃いことも、入浴してみるとよく分かります。また、塩分もかなり濃いため、非常に塩辛い湯でもあります。<hr class="clear" /><p>松之山温泉の特徴の一つが、この塩分の濃さであり、戦後の一時期には、湯から塩を採取していたほどです。山中の温泉としては、ここまで塩分が濃いのは比較的珍しい事で、地下に閉じ込められた1200万年前の海水が、地圧によって湧出する、「ジオプレッシャー型温泉」という説があります。確かに、近隣に火山もないのに、塩分の濃い高温の湯が噴出している理由としては、それなりに説得力があり、松之山温泉の各所に、この説が掲示されています。</p>
<p>ただし、こうしたいわゆる「化石海水」の多い、東京都内の温泉などとは、かなり異なります。塩分濃度が高いのは同じですが、都内の化石海水系の温泉の多くは、半透明の茶色です。また松之山温泉のような石油臭もなく、ホウ酸もこれほど含んでいません。化石海水は、いかなるものでも海水の成分そのままということはなく、長い年月の間に地底にて様々な化学変化を起こしており、それは平野部でも同じですが、松之山温泉は、平野部でよく見かける化石海水の湯とは、かなり違っています。平野部でよく見かける化石海水とは、また異なる化学変化を起こしているのでしょうか。もっとも、平野部の化石海水にも、石油臭のするものもあるにはあります。</p>
<p>また、新潟県は古代から石油を産出することで有名な場所でもあります。松之山温泉に含まれる事もある、近隣の兎口（うさぎぐち）温泉は、松之山温泉と泉質も似ており、同じように石油臭がするそうです。兎口温泉は、明治時代の石油試掘の際に、天然ガスとともに噴出したそうなので、松之山温泉の石油臭も、石油と全く無縁ではないでしょう。太古の海水中に含まれたプランクトンが石油化したのではないかという話もあります。石油に近い成分を含むのであれば、よく見かける化石海水と成分が異なるのも当然でしょうか。国内には、太古の植物が半ば石炭化したモール泉という種類の温泉もあり、そうしたものに近いのかもしれません。また、石油と似たような成分があるからといって、入浴できないという訳ではなく、むしろ薬効成分豊かな貴重な湯と言うことができます。石油自体、古くから薬として利用されてきたという歴史もありますので。ちなみに松之山温泉の湯は、飲泉も可能です（施設によるようですが）。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090982.jpg" alt="松之山温泉街" width="350" height="263" title="松之山温泉の温泉街" />さて、上で書いたように、松之山温泉には温泉街があります。小規模ではありますが、いくつかの旅館が建ち並び、土産物屋などもあります。湯上りにちょっと散策するのには、丁度良いでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090989.jpg" alt="しんこ餅" width="350" height="263" title="「まるたか」のしんこ餅" />「まるたか」という土産物屋で買った、松之山温泉の名物「しんこ餅」です。うるち米で出来た餅の中にこしあんが入っています。餅はうるち米そのままの白いものが一般的で、餅を包む笹もビニール製のものが多いのですが、「まるたか」では写真のようなよもぎ入り本笹しんこ餅も売っています。コシヒカリ産地の餅は素晴らしい味わいです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1100031.jpg" alt="松之山の湯の花" width="350" height="263" title="湯の花を元にした入浴剤" />こちらは「鷹の湯」で売られていた、松之山温泉の湯の花を元にした入浴剤です。粉は肌色のような色をしています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1100032.jpg" alt="松之山湯の花投入後" width="350" height="263" title="入浴剤投入後の浴槽" />湯に入れると薄緑色になります。一応、松之山の湯を再現した色でしょうか。成分は松之山の湯と異なるため、石油臭や強烈な塩辛さはありませんが、確かに一般の入浴剤とは異なるようで、妙にヌルヌルとし、異様に温まりました。ちょっと不思議な入浴剤です。<hr class="clear" /><p>また、松之山温泉は歴史ある湯である事は先に述べましたが、それに関連した事として、小正月に行われる、婿投げ、墨塗りという非常に特殊な行事も伝わっています。婿投げは、婿（前年に松之山出身の女性と結婚した男性）を温泉街の奥の薬師堂で胴上げし、薬師堂から崖下約5mに向かって投げ落とすというもの。非常に荒っぽい行事のように思えますが、松之山は豪雪地帯であるため、婿に怪我はありません。婿投げの後、注連飾りや門松などを積み上げて燃やし、その灰と雪を混ぜて作った墨を、参加者同士無病息災を祈願しながら顔に塗るのが、墨塗りです。婿投げは300年程前、墨塗りは600年程前より伝わる伝統ある行事ですが、松之山の中でも温泉街の中心である湯本にのみ伝わる行事で、墨塗りの開始年代は伝説上の温泉の開湯年代にも近いので、温泉そのものと何か関係があるのかもしれません。崖から落とされて雪にまみれても、顔中墨だらけになっても、その後で湯に浸かればどうという事もないのは確かな訳ですが。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1247029519_P1090964.jpg" alt="特急はくたか" width="350" height="263" title="ほくほく線を走る特急はくたか（越後湯沢駅）" />このような不思議な伝統と泉質を持ち、越後の山深くに湧く、松之山温泉。車で行ったほうが便利ではありますが、上越新幹線湯沢駅に直結する、北越急行ほくほく線まつだい駅より直行バスがありますので、東京から鉄道で行っても、さして不便ではありません。東京から鉄道とバスのみで日帰りも可能です。ただし、冬期は相当量の積雪となりますので、その点は注意が必要です（特に車の場合）。※特急はくたかはまつだい駅には停車しません。<hr class="clear" /><p><span style="color:#008e4b;">松之山温泉（鷹の湯1号泉・鷹の湯2号泉）</span><span style="color:#006666;">▼所在地：新潟県十日町市松之山湯本▼泉質：ナトリウム・カルシウム－塩化物泉（1号泉：高張性中性高温泉、2号泉：高張性弱アルカリ性高温泉）▼メタホウ酸：242.0mg（1号泉）、349.5mg（2号泉）▼ph：7.3（1号泉）、7.6（2号泉）▼泉温：:83.0℃（1号泉）、84.5℃（2号泉）▼湧出量：60リットル／分（1号泉）、93リットル／分（2号泉）、ともに掘削自噴▼温泉の利用形態：循環掛け流し併用、加水と思われる▼営業時間：10:00～22:00（12月～3月は21:00まで）▼休業日：5月～12月の第2・4木曜日、1月～4月の毎週木曜日　※祝日の場合は翌日休業▼入浴料：500円▼問い合わせ先：松之山温泉センター「鷹の湯」 025-596-2221http://www.matsunoyama.net/（松之山温泉総合サイト）</span></p>
<p>松之山温泉の地図はこちら。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;client=firefox-a&amp;lr=lang_ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=37.064766&amp;#44;138.599052&amp;spn=0.132595&amp;#44;0.220757&amp;z=12&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;client=firefox-a&amp;lr=lang_ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=37.064766&amp;#44;138.599052&amp;spn=0.132595&amp;#44;0.220757&amp;z=12&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <title type="text">平内海中温泉　世界遺産の島に湧く波の下の湯</title>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">縄文杉に代表される、自然の宝庫・屋久島。この世界自然遺産の島にも、温泉がいくつか...</summary>
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   <p>縄文杉に代表される、自然の宝庫・屋久島。この世界自然遺産の島にも、温泉がいくつかあります。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2163.jpg" alt="平内海中温泉1" width="263" height="350" title="干潮時に現れる平内海中温泉" />その中でも最もダイナミックなのが、島の南端にある平内海中（ひらうちかいちゅう）温泉。磯の中から温泉が湧き出しており、潮が満ちてくると海中に没してしまうため、干潮の前後五時間（二時間という話もありますが、おそらく前後合わせて四、五時間なのではないでしょうか）くらいしか入浴できません。文字通り海中温泉です。遠めに見ると海との境目が分かりませんが、湯は結構熱く、硫黄臭も漂い、明らかに海水とは異なります。もちろん、毎日海中に没するので、海水は混じっていますが。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2165.jpg" alt="平内海中温泉2" width="263" height="350" title="温泉が流れ込む暖かい海" />湯船の先は本物の海。ただ湯船から湯が溢れているからか、源泉がほかにもあるためか、湯船のすぐ側の海は暖かく、こうしたところにも浸かれます。押し寄せては引いていく波に身を委ねつつ、温泉にも浸かるというのも、なかなか貴重な体験です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2164.jpg" alt="平内海中温泉3" width="350" height="263" title="別の湯船" />平内海中温泉には湯船がいくつかあります。入浴したのは9月の連休の昼間だったのですが、ほぼ独占状態。混浴で脱衣所もなく（公衆トイレは近くにあるようです）、水着着用は不可のため、女性には厳しいかもしれません。それだけに、夜の干潮時には芋洗い状態にあることもあるようです。湯船もあまり広くないので、度胸があれば昼がいいでしょう。景色もいいですし。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2171.jpg" alt="湯ノ神様" width="350" height="263" title="平内海中温泉の湯ノ神様" />温泉の傍らには、湯ノ神様も祭られていました。温泉らしさを醸し出しています。平内海中温泉は400年以上の歴史があるそうで、祠も何らかの形で古くから存在するのでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2162.jpg" alt="平内海中温泉の案内板" width="350" height="263" title="温泉の案内板" />平内海中温泉の案内板。無人ではありますが、地元の方が管理されています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2128.jpg" alt="屋久島の海" width="263" height="350" title="屋久島の海（いなか浜）" />こちらは島北西部のいなか浜。南国らしい、とても美しい海です。屋久島の地形は険しく、磯や崖が多いため、このような砂浜はあまりありません。しかし、どこに行っても海は大変美しいです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_yakushimatropicalfish.jpg" alt="タイドプール" width="350" height="263" title="タイドプールの熱帯魚" />島南西部のタイドプール（潮溜まり）で泳ぐ、青い色が美しい天然の熱帯魚です。タイドプールは干潮時に岩などのくぼみに海水が取り残されたもので、こうした海の生き物を観察できます。タイドプールの見頃は干潮の三時間前くらいで、平内海中温泉までは8kmほどですので、タイドプールを見た後に温泉に浸かるといいでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2206.jpg" alt="トビウオの天ぷら" width="350" height="263" title="トビウオの天ぷら" />屋久島で魚といえば、トビウオが有名です。実はトビウオの漁獲量は、屋久島が日本一なのです。宿泊すると、このようなトビウオをまるまる揚げた天ぷらなどを食べる機会がかなり多いでしょう（筆者は三泊して三回とも夕食に出たような記憶があります）。その他、アサヒガニなどもよく食事に出ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2176.jpg" alt="モッチョム岳" width="263" height="350" title="険しい山容のモッチョム岳" />海中温泉からも比較的近い、島南部のモッチョム岳。非常に険しい山容が特徴です。屋久島は全体的に山がちな非常に険しい地形で、最高峰宮之浦岳は1936mで九州最高峰でもあり、西日本で二番目に高い山でもあります。島という面積の限られた場所にこうした高い山が存在するため、非常に険しい地形になり、また海からの湿った風が山にぶつかるため、大変雨の多い気候になります。ただし、晴れていても、周囲の山に阻まれて、宮之浦岳を島の平地から見ることは出来ません。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2177.jpg" alt="千尋の滝" width="263" height="350" title="ダイナミックな景観の千尋の滝" />屋久島の険しい地形と多雨の気候を象徴するのが、島に数多くある滝の存在。こちらはモッチョム岳にも近い千尋（せんぴろ）の滝です。高さ約200mの巨大な一枚岩のＶ字谷を落差約60mの滝が流れ落ちるダイナミックな眺めが印象的です。この他にも見所となる滝が島内各地にあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2021.jpg" alt="ウィルソン株" width="350" height="263" title="中に人も入れるウィルソン株" />それから、屋久島と言えばやはり屋久杉。樹齢1000年の巨大な杉の古木を「屋久杉」というのですが、山中にはそれがいくつもあります。写真はウィルソン株。樹齢約2000年、幹周13.8mもある巨大な切り株です。内部は10畳もの広さの空洞があり、人が容易に入れます。切られたのは豊臣秀吉の大坂城築城の際だとか。株からは若木が生えていますが、それでも樹齢300年はあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2043.jpg" alt="縄文杉" width="263" height="350" title="屋久島のシンボル縄文杉" />そしてこれが、屋久島のシンボル、縄文杉です。樹高30m、幹周16.1mの世界最大の杉。樹齢は約3000～7200年とはっきりしていません。いずれにしても世界最古級の樹木です。保護の為、木の周りには立ち入り出来ないのですが、それでも相当の迫力です。もはや生物なのか岩石なのか分からない、というのが筆者の印象でした。大き過ぎて写真に上手く納まらないので、動画も撮影しました（それほどいい動画でもないですが）。<hr class="clear" />[yt:STG_RNgw18I:425:350]屋久島へ旅行する人は、この縄文杉を見たいという人がほとんどしょう。しかし、<span style="color:#ff0000;">注意</span>すべきは、縄文杉までは往復約8～10時間の登山を要するということです。装備や健康を整えておくのは当然として、日帰りで見る場合、かなり朝早くから登り始めなければなりません。もっとも、日帰りで見に行くのが一般的なので、屋久島の宿ではほとんどのところで早朝出発に対応しています。装備を貸し出してくれる店舗も数多くあります。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246568039_PICT2194.jpg" alt="紀元杉" width="263" height="350" title="樹齢3000年の紀元杉" />なお、縄文杉への登山は無理、もしくは途中まで行ったものの何らかの事情により断念したが、屋久杉は見たい、という人には、「ヤクスギランド」がお勧めです。テーマパークのような名前ですが、遊歩道などはあるものの、本物の山の中です。車で屋久杉を見に行けるただ一つの場所で、少し離れたところには樹齢約3000年の紀元杉もあります（こちらも車で見に行けます）。<hr class="clear" /><p>さて、縄文杉への登山時間を考えると、交通の便の関係もあって、屋久島への旅行は最低2泊3日は必要になります。すると、縄文杉登山には丸一日を要しますが、初日もしくは最終日には、別の島内観光をする余裕が出てきます。その際、平内海中温泉に浸かってみるのも良いのではないでしょうか。ただし、干潮時間を調べておくのをお忘れなく。ちなみにどうしてもこの湯に入るのはためらわれる、という方には、建物の中にある温泉が近隣にあります。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">平内海中温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：鹿児島県熊毛郡屋久島町平内▼泉質：硫黄泉（低張性アルカリ性高温泉）▼ph：9.2▼泉温：46.4度▼温泉の利用形態：源泉掛け流し▼営業時間：干潮の前後2～5時間前後のみ入浴可能▼休業日：なし▼入浴料：寸志（100円程度）▼問い合わせ先：屋久島町商工観光課 0997-43-5900http://www.yakushima-town.jp/</span></p>
<p>平内海中温泉の地図はこちら。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E5%B9%B3%E5%86%85%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89&amp;sll=30.235155&amp;#44;130.490112&amp;sspn=0.01776&amp;#44;0.027595&amp;ie=UTF8&amp;ll=30.241644&amp;#44;130.488052&amp;spn=0.01776&amp;#44;0.027595&amp;z=14&amp;iwloc=A&amp;cid=14897782468217764854&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=embed&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E5%B9%B3%E5%86%85%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89&amp;sll=30.235155&amp;#44;130.490112&amp;sspn=0.01776&amp;#44;0.027595&amp;ie=UTF8&amp;ll=30.241644&amp;#44;130.488052&amp;spn=0.01776&amp;#44;0.027595&amp;z=14&amp;iwloc=A&amp;cid=14897782468217764854" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-07-03T05:53:59+09:00</updated>
 <published>2009-07-03T05:53:59+09:00</published>
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 <title type="text">田代元湯温泉　雪中行軍が目指した湯も今は廃墟</title>
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 <category term="青森" label="青森" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=6Z2S5qOu-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">&amp;amp;nbsp;本州最北の県、青森県の中央部にそびえる火山群、八甲田山。山麓...</summary>
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   &amp;nbsp;<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1935.jpg" alt="八甲田山" width="350" height="263" title="田代平から八甲田山を望む" />本州最北の県、青森県の中央部にそびえる火山群、八甲田山。山麓は温泉の宝庫ですが、そのうちの一つに、既に廃業してしまい、廃墟と化した一軒宿の温泉があります。今回はそんな秘湯中の秘湯ともいえる田代元湯温泉を紹介します。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1934.jpg" alt="田代元湯入口" width="263" height="350" title="目印の標識" />田代元湯は、元々電気も電話も通っていなかった宿で、もちろん車道もありません。とはいえそれなりに近い場所まで、車で近付く事はできます。八甲田東麓を走る県道40号沿いを、十和田市方面から行く場合、湿原が広がる田代平（たしろたい）を過ぎた、森の中の右側に入口があります。かなり分かりにくいのですが、写真のような標識が目印です（標識自体も小さくて分かりにくいですが）。<hr class="clear" /><p>ここで<span style="color:#ff0000;">注意事項</span>を書いておくと、、訪問したのは、既に五年も前（2004年）の事なので、この標識が今でもあるかどうかは分かりません。また、訪問したときには、当時転勤で八戸に住んでいた大学の後輩が車を運転していたので、筆者自身もそこまで詳しいことは分かりませんし、さすがに記憶に残っていません。もっとも、奥でダム工事が進んでいるようなので、入口がもっと分かりやすくなっている可能性はあります。確実なところでは、左側に「鳴沢第二露営地」という看板が出てきたら、既に通り過ぎています。それにも気付かず、「銅像茶屋」まで行ってしまう事もあるかもしれませんが、いずれにしても行き過ぎです。なお、当然ながら青森市方面から向かった場合は、逆になります。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1914.jpg" alt="田代元湯へ向かう林道" width="350" height="263" title="田代元湯へ向かう林道" />さて、上の標識の入口から、写真のような未舗装の林道を進んでいきます。今はダム工事が進み、木もかなり伐採されて、道幅も広がったようですが、その分ダンプも結構通るようなので、走行には注意が必要です。林道を行き止まりまで行ったら、そこからは徒歩になります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1915.jpg" alt="駐車スペースにある看板" width="263" height="350" title="駐車スペースにある看板" />当時は、行き止まりの駐車スペースから、元湯へ向かう道の入口に、写真のような看板がありました。現在はどうか分かりませんし、駐車スペース自体はそのままではあるものの、「行き止まり」ではない模様です。ダム工事現場に向かう道の途中にはゲートがあるようですが、そこまで行っては行き過ぎのようです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1916.jpg" alt="徒歩で田代元湯へ向かう" width="263" height="350" title="徒歩で田代元湯へ向かう" />車を降りたら、こういった道を歩いて行きます。完全に登山道のような道ですが、大してアップダウンもないので、多少とも山歩きをした事がある人なら、どうという事はないでしょう。ただしあくまでも山の中なので、熊、蛇、蜂などの特有の危険はあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1918.jpg" alt="途中にあるパイプと板の橋" width="263" height="350" title="途中にあるパイプと板の橋" />駐車スペースからの道のりは、徒歩で15～20分程度ですが、こうしたワイルドな橋などもあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1919.jpg" alt="吊り橋の向こうが田代元湯" width="350" height="263" title="吊り橋の向こうが田代元湯" />いよいよ旅館の廃墟が見えてきました。最後にこんな吊り橋があります。元々危うい造りな上に、相当老朽化しているので、注意して渡らねばなりません。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1923.jpg" alt="田代元湯・旧やまだ館" width="350" height="263" title="田代元湯・旧やまだ館" />ついに田代元湯に到着。ここはかつてやまだ館という旅館でした。温泉自体は江戸時代以前から知られており、明治時代には湯小屋が建てられましたが、1995年で廃業となりました。しかも、この写真の建物は、その後大雪で倒壊してしまったそうです。今では、上の吊り橋の写真に写っている建物だけが、辛うじて残っているとか。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1922.jpg" alt="田代元湯内湯" width="263" height="350" title="旧やまだ館の内湯" />旧やまだ館の内湯です。これぞ湯治場という浴場。湯船には濃厚な青灰色の湯が満たされています。湯温は、この湯船が一番温かったと思います。残念ながら現在は、建物が倒壊してしまったために、内湯ではなくなってしまいました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1921.jpg" alt="田代元湯の露天風呂" width="350" height="263" title="手入れされている露天風呂" />こちらは露天。現在ではこの湯船がメインで、最も快適に入浴できます。柱に取り付けてある板にはかすれた字で「四分六分（しぶろくぶ）」と書いてありました。八甲田にある酸ヶ湯（すかゆ）温泉にあるのと同じ表示です。源泉の熱さを「十分」だとして、ほどほどに冷ましてある、というような意味で、確かに湯温はここが一番快適でした。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1928.jpg" alt="田代元湯の岩風呂" width="350" height="263" title="渓流を望む岩風呂" />このような岩風呂もあります。ここはかなり熱めの湯だったような覚えがあります。昔はそれなりに整った旅館だったのでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1920.jpg" alt="怪しげな藻が繁茂する湯船" width="350" height="263" title="怪しげな藻が繁茂する湯船" />これは吊り橋から一番近いところにある湯船で、元は内湯だったようです。怪しげな藻が繁茂しており入浴できません。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1927.jpg" alt="湯の色の異なる湯船" width="263" height="350" title="湯の色の異なる湯船" />こちらも柱などが残っており、元は湯船だったのでしょうが、入浴不可能な状態になっています。また泉質が違うのか、底の土の色のせいなのか、湯はオレンジ色をしています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1931.jpg" alt="これも湯船？" width="263" height="350" title="これも湯船？" />河原にもこんな場所がありました。写真だけで記憶が定かでないので、何とも言えませんが、これは元々湯船ではないのかもしれません。湯船だとしたら、なかなかいいロケーションですが。<hr class="clear" /><p>このように、廃業した旅館の温泉が、一部とはいえ快適に利用できるのは、単に放置されているのではないからです。地元のボランティアの方々が清掃されているからに他なりません。一度でも利用した者として、この場を借りて感謝申し上げます。また、それだけに常時入浴可能な状態に保たれている訳ではありませんが、湯はこんこんと湧き続けており、清掃さえすれば入浴可能ですので、入浴の方は、はじめから清掃するくらいのつもりで来られるべきかと思います（1時間程度清掃すれば入浴可能になるようです）。</p>
<p>また、山中ゆえの危険があることは先に述べた通りですし、途中の橋や施設もいつ崩壊するか分かりません。実際建物もほぼ全て倒壊してしまっています。商業施設でも公共施設でもありませんので、いかなる危険に遭おうとも<span style="color:#ff0000;">自己責任</span>である事を念頭に置いてご訪問、ご入浴下さい。また全く明かりがない山中なので、夜間の入浴も危険です。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT3594.jpg" alt="冬の県道40号" width="350" height="263" title="冬の県道40号" />天候についても同様で、急流に架かる危うい橋を渡らねばなりませんので、荒天時は命取りになります。また、八甲田山は世界でも有数の豪雪地帯。県道40号の国道394号との交点～銅像茶屋までは通年通行可能ですが、ご覧の有様となり、それなりの運転技術を要します。八甲田山の冬は長く、入浴可能な時期は5月～11月くらいだと思います。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1913.jpg" alt="雪中行軍遭難の地" width="263" height="350" title="雪中行軍遭難の地（銅像茶屋付近）" />何しろ八甲田山は、世界最多の遭難者を出した「八甲田雪中行軍遭難事件」の現場です。そして現在の県道40号は、ほぼその行軍ルートに重なり、初日の宿営地として目指していたのが、他ならぬ田代元湯だったのです。一行は田代元湯にはたどり着けず遭難しますが、混乱して散り散りになった隊の中、一人だけ生きて田代元湯にたどり着いた軍人（村松文哉伍長）もいました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246355948_PICT1909.jpg" alt="後藤房之助伍長の像" width="263" height="350" title="後藤房之助伍長の像" />銅像茶屋付近に建つ、直立したまま仮死状態で発見された、後藤房之助伍長の像（銅像茶屋という名前はこの像に由来）。参加者210人のうち生存者11名というこの凄惨な事件は、新田次郎の小説「八甲田山　死の彷徨」や、それを映画化した「八甲田山」などの作品になっています。<hr class="clear" /><p>ところで、先に田代元湯の近くでダム工事が行われていると書きましたが、実は2018年頃にはそのダム（駒込ダム）が完成し、この湯も沈んでしまうそうです。完成まで残り10年を切り、工事も本格的に進んでいるようですので、入浴したい方はお早めにどうぞ。なお、近隣には、同様に廃墟と化した田代平温泉などもあります。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">田代元湯温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：青森県青森市駒込▼泉質：含硫化水素芒硝泉（緩和低張性高温泉）▼ph：不明（アルカリ性）▼泉温：48℃▼湧出量：不明（自然湧出？）▼温泉の利用形態：源泉掛け流し▼営業時間：24h▼休業日：無休▼入浴料：無料</span></p>
<p>田代元湯の地図はこちら。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=40.706799&amp;#44;140.89983&amp;spn=0.059469&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=40.706799&amp;#44;140.89983&amp;spn=0.059469&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-06-30T18:59:08+09:00</updated>
 <published>2009-06-30T18:59:08+09:00</published>
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 <title type="text">雲之上温泉　関西最高所の温泉から雲海を望む</title>
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   <name>温泉郷案内人</name>
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 <category term="奈良" label="奈良" scheme="http://www.onsenweb.net/index.php?mode=category&amp;aim=5aWI6Imv-E" xml:lang="ja" />
 <summary type="text" xml:lang="ja">三重県、奈良県、和歌山県に跨り、西日本最大の秘境とも言うべき紀伊山地。その中でも...</summary>
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   <p>三重県、奈良県、和歌山県に跨り、西日本最大の秘境とも言うべき紀伊山地。その中でも秘境中の秘境、奈良県南西部の野迫川村（のせがわむら）に、知る人ぞ知る秘湯があります。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020552.jpg" alt="雲の上温泉の雲海" width="350" height="197" title="雲之上温泉から眺めた雲海" />その名も雲之上温泉。名前の通り、見事な雲海を望む事が出来、まさに「雲の上」にある温泉です。標高は1200m。高野山、金剛山を眼下に見下ろし、はるか彼方に奈良盆地、大阪平野をも望見できます。<hr class="clear" /><!--]]-->野迫川村は奈良県南部ながら、山に囲まれ、標高も高いため、冬は寒く、夏は涼しいです。「奈良県の北海道」という異名もある程。特に雲之上温泉は野迫川村の中でも標高が高く、気温はさらに下がります。筆者はお盆の時期に泊まったのですが、平野部で30℃を越える猛暑だったにも関わらず、ここでは20℃前後で、寒いくらいでした。冬には-15℃まで冷え込み、積雪も2、3mになるそうです。<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020270.jpg" alt="ホテル開雲荘" width="350" height="263" title="雲の上温泉　ホテル開雲荘" />雲之上温泉は一軒宿の温泉で、「ホテル開雲荘」が建っています（ホテルといっても鉄筋コンクリートというだけで、部屋もほとんどが和室であり、完全に旅館の雰囲気ですが）。ここが湯元で、周囲には山以外に何もありません。ちなみに関西では最高所の温泉です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020249.jpg" alt="開雲荘の湯船" width="350" height="263" title="ホテル開雲荘の湯船" />開雲荘の湯船。湯はアルカリ性単純泉でこれといった特徴はないのですが、大きな窓があり、景色は存分に楽しめます。折角の絶景ながら露天はありませんが、真冬の気候を考えれば入浴不能になるでしょうし、管理も難しいと思われるので、仕方ないでしょう。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020387.jpg" alt="開雲荘の夕食" width="350" height="263" title="ホテル開雲荘の夕食" />開雲荘の夕食。あまごや山菜など、山の幸が満載です。家庭料理の趣ですが、なかなか凝った料理も出ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020535.jpg" alt="夜明けの雲海" width="350" height="197" title="夜明けの雲海" />最初の写真よりも早い、5:30頃に撮影した雲海（最初の写真は6:15頃、どちらも客室から）。雲海を見るなら早起きして窓の外を確認しましょう。ちなみに筆者は3泊しましたが、最終日に偶然拝む事が出来ました。自然現象なので行けば必ず見られるというものではありませんが、一日の寒暖の差が激しくなる晩秋が一番発生しやすいようです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020536.jpg" alt="金剛山の望遠" width="350" height="197" title="金剛山の望遠" />雲海の望遠写真。中央の立派な山は、奈良県と大阪府の間にそびえる金剛山（1125m）。左（東）の山裾には和歌山県境もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020540.jpg" alt="高野山方面の望遠" width="350" height="197" title="高野山方面の望遠" />こちらは別の場所の望遠。手前の雲海の下あたりに、高野山があります。高野山の標高は820mくらいあるのですが、すっかり雲海に覆われています。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020551.jpg" alt="温泉から雲海を望む" width="350" height="263" title="温泉から雲海を望む" />雲海発生時の、開雲荘の浴場。写真では分かりにくいかもしれませんが、しっかり雲海が見えます。雲海を見ながらの温泉入浴は、なかなか贅沢なものです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020261.jpg" alt="雲海がないときの眺め" width="350" height="197" title="雲海がないときの開雲荘からの眺め" />こちらは雲海がないときの客室からの眺め。どこまでも続く山並みに、深く切れ込んだ谷、そしてはるか遠くに見える平野や盆地……雲海がなくとも、十分に絶景です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020247.jpg" alt="大阪平野の夜景" width="350" height="197" title="大阪平野の夜景" />夜になると、街に明かりが灯り、夜景となるので、奈良盆地や大阪平野の場所がよく分かります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020409.jpg" alt="立里荒神社の参道" width="350" height="263" title="立里荒神社の参道" />先に山以外に何もないと書きましたが、実は、開雲荘から徒歩10分程のところに、立里荒神社（たてりこうじんしゃ）という神社があります。このような千本鳥居の参道を歩いて参拝しますが、斜面はかなり急です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020410.jpg" alt="立里荒神社社殿" width="350" height="263" title="立里荒神社社殿" />立里荒神社の社殿。弘法大師空海が高野山を開くに当たって、その守護と発展を祈願し、三宝荒神（火、かまどの神）を祀ったのが由来です。以来、神仏習合の宮として栄えましたが、明治の神仏分離により神社となりました。戦前までは女人禁制だったそうです。今も高野山の一部を成す重要な聖地であり、非常に交通の便が悪いにも関わらず、多くの参拝者が訪れます。最近では珍しくなった参籠所（さんろうじょ、参拝者専用の宿泊施設）もあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246231953_P1020402.jpg" alt="お辰の墓" width="350" height="263" title="三輪山型説話の残る、お辰の墓" />開雲荘の近くには、他に「お辰の墓」と呼ばれる祠があり、こんな伝説があります。このあたりに住んでいた、お辰という娘のところに、高野山の若い僧が毎晩通ってきました。不思議に思ったので、僧の衣に糸を通した針を刺して、糸をたどると、何とその正体は大蛇でした。その後お辰は蛇の子を産んですぐ死にましたが、遺言により見晴らしの良い場所に葬られた、というもの。神話に見られる「三輪山型説話」であり、ルーツは大変古いものと思われ、興味深いです。<hr class="clear" /><p>さて、近隣にある二つの場所を紹介しましたが、自然と一体化している神社と祠なので、実際にはやはり山しかないと言ってもいいでしょう。雲之上温泉は、関西では有名な山岳温泉なのだそうですが、それも温泉通、写真家、登山家や、立里荒神社の参拝者に限った話で、実際にはほとんど知られていないと言っても良いと思います。筆者はここに泊まったとき、お盆が近くなって突然休みが出来たので、関西に旅行しようと思い、急遽宿を探したところ、時期が時期だけに全く空きがなかったのですが、ここにはすんなり予約を入れられました。実際、宿泊客もあまりいませんでした。おそらく関西の穴場中の穴場なのだと思います。紅葉・雲海の時期と、立里荒神社の例祭日などを除けば、空いている事でしょう。</p>
<p>しかし、これほどの絶景が見られ、夏でも非常に涼しいので、避暑地としては最適です。世界遺産となった高野山観光にも適しています。雲海はいつでも見られる訳ではありませんが、それでなくとも絶景は楽しめますので、喧騒を離れたい人にはお勧めの場所です。今や秘湯、秘境と言われる場所にも数多くの人が集まるのもよくあることですが、ここなら本質的な意味での秘湯、秘境の雰囲気を味わえると思います。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">雲之上温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：奈良県吉野郡野迫川村立里179-2▼泉質：アルカリ性単純温泉）▼泉温：27.5℃▼温泉の利用形態：常時加温、加水の場合あり、一部掛け流しまたは掛け流し・循環式併用▼日帰り営業時間：8:00～20:00▼休業日：1月16日から3月31日までの1日を除く木曜日▼入浴料：600円▼問い合わせ先：ホテル開雲荘 07473-7-2721 http://kaiunsou.hp.infoseek.co.jp/</span></p>
<p>雲之上温泉の地図はこちら。バスの本数は少なく、車で行くのもなかなか大変な場所ですが、高野龍神スカイライン経由が最も容易なルートだと思います。なお、高野山ケーブル高野山駅まで、開雲荘から送迎があります（要予約）。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E9%96%8B%E9%9B%B2%E8%8D%98&amp;sll=36.5626&amp;#44;136.362305&amp;sspn=32.062534&amp;#44;56.513672&amp;ie=UTF8&amp;ll=34.177725&amp;#44;135.673084&amp;spn=0.064908&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;iwloc=A&amp;cid=10831106031165567882&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=embed&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=%E9%96%8B%E9%9B%B2%E8%8D%98&amp;sll=36.5626&amp;#44;136.362305&amp;sspn=32.062534&amp;#44;56.513672&amp;ie=UTF8&amp;ll=34.177725&amp;#44;135.673084&amp;spn=0.064908&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;iwloc=A&amp;cid=10831106031165567882" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-06-29T08:32:33+09:00</updated>
 <published>2009-06-29T08:32:33+09:00</published>
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 <title type="text">玉造温泉　古代勾玉の里に湧く「神の湯」</title>
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   <name>温泉郷案内人</name>
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 <summary type="text" xml:lang="ja">神話の国、出雲。そんな土地柄にふさわしい温泉が、山陰屈指の名湯、玉造（たまつくり...</summary>
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   <p>神話の国、出雲。そんな土地柄にふさわしい温泉が、山陰屈指の名湯、玉造（たまつくり）温泉です。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_magatamahashi.jpg" alt="勾玉橋" width="350" height="263" title="玉湯川に架かる勾玉橋" />玉造温泉は、宍道湖に向かって北に流れる玉湯川沿いに温泉街を形成しています。ここは古代最大の勾玉生産地であり、地名もそれに由来します。勾玉は玉造温泉のシンボルで、玉湯川には巨大な勾玉が取り付けられた、ちょっとアバンギャルドな勾玉橋も架かっています。<hr class="clear" /><!--]]--><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090105.jpg" alt="玉湯川の足湯" width="350" height="263" title="玉湯川の足湯と勾玉型の島" />ここでは古くから宝石の一種である瑪瑙（めのう）を産出し（特に青瑪瑙は玉造でしか採れませんでした）、それ故に勾玉作りが盛んだったのですが、今も伝統工芸品として作られており、皇室に献上もされています。玉造温泉には瑪瑙細工店がいくつかあり、あちこちに勾玉がデザインされた図像やオブジェが見られます。<hr class="clear" /><p>玉造温泉の歴史は非常に古く、神話の時代、少名彦神（すくなひこなのかみ）が発見したという伝説があります。文献上でも、奈良時代に作られた出雲国風土記に、川岸に温泉があって、人が集まり、市が立ち、酒宴が開かれ、どんな病にも効き、「神の湯」と呼ばれる、と書かれています。また、平安時代の枕草子にも、日本三名泉として登場します。国内でも最古級の温泉です。</p>
<img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7093.jpg" alt="山水" width="350" height="263" title="旅館　山水" />近世には松江藩主の静養の地でもあり、明治以後も格式の高い温泉地として発展してきました。それだけに、歓楽色は一切なく、高級旅館が建ち並んでいます。筆者は初めて玉造温泉を訪れたとき、その中でも比較的低料金だった「山水」という宿に泊まりました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7089.jpg" alt="山水の湯船" width="350" height="263" title="旅館　山水の湯船" />山水の湯船です。露天風呂もなく、これといった特徴はありませんでしたが、大浴場のような喧騒のない落ち着いた旅館らしいもので、ゆっくりと温泉に浸かる事が出来ました。湯はアルカリ性単純温泉で、少しヌルっとします。ここの湯は場合により加水・加温することもあるようですが、循環式ではなく掛け流しです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7085.jpg" alt="山水の夕食" width="350" height="263" title="旅館　山水の夕食" />山水には冬に泊まったのですが、冬の山陰の味覚と言えばやはり松葉ガニでしょう。山水では比較的低料金で松葉ガニが食べられました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090166.jpg" alt="玉造温泉ゆ～ゆ" width="350" height="263" title="日帰り入浴施設　玉造温泉ゆ～ゆ" />高級なイメージのある玉造温泉ですが、近年は日帰り入浴施設も出来ました。それがこの前衛的な建物の「玉造温泉ゆ～ゆ」です。内部は広く、レストランや大広間などもあります。勾玉型の湯船が内湯にも露天にもありました。筆者は二度目に玉造温泉を訪れた際、ここに入りました。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_tamatsukuriyu.jpg" alt="玉作湯神社" width="263" height="350" title="玉作湯神社　本殿" />こちらは温泉街の少し上流にある、玉作湯（たまつくりゆ）神社です。古代建築の面影を残す、大社造の立派な本殿です。出雲地方の神社の本殿のほとんどは、出雲大社と同じ大社造です。なお、この神社も風土記に記載があります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090114.jpg" alt="玉作湯神社の賽銭箱" width="350" height="263" title="玉作湯神社賽銭箱の勾玉型神紋" />賽銭箱に刻まれた神紋にも勾玉があしらわれています。境内には古代玉作の跡も見つかっており、神社には古代から数多くの玉が神宝として伝えられています。祭神は玉作りの神・櫛明玉神（くしあかるたまのかみ）と、国造りと温泉の神である大名持神（おおなもちのかみ）・少毘古那神（すくなひこなのかみ）です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090128.jpg" alt="出雲玉作資料館" width="350" height="263" title="出雲玉作資料館" />玉湯川の谷を少し上がった場所にある「出雲玉作資料館」。ここには、玉造から出土した勾玉やその製造器具、原石などが展示してあります。それほど大きな資料館ではありませんが、なかなか他では見る事のできない展示品が多数あります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090130.jpg" alt="勾玉と砥石" width="350" height="263" title="勾玉を製作する際に使われた砥石" />資料館に展示されている、古代に使われた勾玉の砥石です。この他、製作途中のまま放棄された勾玉や、古代のガラス玉、ガラスを作るためのるつぼなどがありました。砥石は相当数出土しているらしく、実際に手で触ることも出来ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_P1090142.jpg" alt="出雲玉作史跡公園" width="350" height="263" title="出雲玉作史跡公園" />資料館の向かいには、古代の玉作遺跡を復元・保存した、「出雲玉作史跡公園」があります。かなり広い公園で、工房跡も多く、古代の玉作が相当な規模であった事が分かります。この公園の向こうには、「玉造温泉ゆ～ゆ」があります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7114.jpg" alt="いずもまがたまの里　伝承館" width="350" height="263" title="いずもまがたまの里　伝承館" />こちらは温泉街の北の国道沿いに建つ「いずもまがたまの里　伝承館」です。皇室や出雲大社へ献上する勾玉を作る、地元の老舗が経営している施設で、勾玉などの各種アクセサリーの販売はもちろん、製造工程の見学や、勾玉作り体験などが出来ます。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7110.jpg" alt="勾玉作り体験" width="350" height="263" title="勾玉作り体験にて製作中の勾玉" />筆者もここで勾玉を作ってみました。係の人が指導してくれ、滑石（かっせき）という非常に軟らかい石を使うので、手先が器用でなくとも間単に作れます（笑）。製作時間は約1時間程。ちなみに古代の勾玉の中には、滑石製のものもあります。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7163.jpg" alt="伝承館の勾玉" width="350" height="263" title="筆者が製作した勾玉と購入した勾玉" />外側の大きな勾玉が付いた首飾りが、筆者が製作したもの。内側の数多くの玉が連なった首飾りは、伝承館で購入したものです。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_PICT7113.jpg" alt="出雲そば" width="350" height="263" title="伝承館で食べた出雲そば" />伝承館の2階は宍道湖を望むレストランになっており、名物の出雲そばなどが食べられます。なかなか充実した施設です。<hr class="clear" /><img src="http://www.onsenweb.net/PIX/1246187046_denshoashiyu.jpg" alt="伝承館の足湯" width="350" height="263" title="瑪瑙で飾られた伝承館の足湯" />伝承館には足湯もあります。足湯の底は、瑪瑙の原石で飾られていました。<hr class="clear" /><p>出雲地方への旅行する人の多くは、神社や歴史に興味のある人でしょうが、古代史や石が好きな人は、玉造温泉は必見のスポットです。観光も温泉も土産も揃う優れた場所ですが、近隣に有名な観光地が多く、あまり混雑しないのも魅力です。</p>
<p><span style="color:#008e4b;">玉造温泉</span><span style="color:#006666;">▼所在地：島根県松江市玉湯町玉造▼泉質：アルカリ性単純温泉（山水、玉造温泉ゆ～ゆ）▼ph：8.0（玉造温泉ゆ～ゆ）▼泉温：52.2℃（山水）、30.4℃（玉造温泉ゆ～ゆ）▼温泉の利用形態：掛け流し（加水・加温の場合あり、山水）▼営業時間：10:00～22:00、朝風呂営業日あり（玉造温泉ゆ～ゆ）▼休業日：月曜、祝日の場合は翌日（玉造温泉ゆ～ゆ）▼入浴料：800円（山水日帰り）、600円（玉造温泉ゆ～ゆ）▼問い合わせ先：山水 0852-62-1123玉造温泉ゆ～ゆ 0852-62-1000 http://www.tama-yuuyu.com/玉造温泉旅館協同組合 0852-62-0634 http://www2.crosstalk.or.jp/onsen/</span></p>
<p>玉造温泉の地図はこちら。<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.414376&amp;#44;133.010616&amp;spn=0.063935&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.414376&amp;#44;133.010616&amp;spn=0.063935&amp;#44;0.110378&amp;z=13&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>

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 <updated>2009-06-28T20:04:06+09:00</updated>
 <published>2009-06-28T20:04:06+09:00</published>
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